このごろはニュースもほとんどネットで見ている。読んでいるというより
見ているが正しいと思う。それでいて新聞も読むのだが、今となってはネ
ットで見たものの確認作業となってしまっている。でも新聞はやめること
はない。一つには広告を見たいからということもあるが。
ネットではこれにブログをチェックする作業がまだある。これがまた大変
な作業である。といっても好きなことだから苦痛でもなんでもない。
皆さん文章がうまい、自分の言葉を持ってらっしゃる。
読んで行くとなんとなく分かったような気になってしまう。そうなると今
ＴＶ中継されているニュースについても自分が今感じていることは、これ
でいいんだっけ？と自信が持てなくなってしまう。何かひとの目を気にし
てる自分にきずく。（それほど自分を見てる人がいるとは思えないが）
しかし直感で悪いものは悪いとは感じることは感じる。そしてそれが間違
いだったことはそうない。それでもやはりこの裏にはなにかあると思って
しまう自分が嫌いじゃないんだなぁ。確かに事実が奥深いことはよくある
うわべだけなぞっただけではとても理解したとは言い難いものばかりだ。
テロや戦争について考える時最初に思うことは、第二次世界大戦中の日本
人についても、理解できなくなりつつある恵まれた我々が、そう簡単に理
解できるわけがないではないかということだ。自爆する人達がまったく理
解できないとはとても言えない。独裁者が変だと思わないのかとはとても
言う資格があるとは思えない。なんだかみんなは見なかったことにして乗
り切ろうとしているように思える。もちろん自分もそうだからきっと自分
にインタビューアがきたらまともには返答できないにきまっている。
